ランニング中の音楽の効果|メリット・デメリットをあわせて解説。

Music

ランニング中って音楽聞いた方がいいの?
どんな効果があるか理解して、楽しく継続できたらなあ〜

という方向けの記事です。

トップランナーから市民ランナーまで、よくイヤホンをつけて音楽を聴きながら走っている人をたくさん見かけませんか?

ただ、案外効果を知らずに、なんとなく聞いている人も多いのではないでしょうか?

「聞いた方が気分良く走れそうだから」という感じで、音楽を聞いている方は要注意です。

ランニング中の音楽は、もちろんメリットもあるのですが、デメリットもあります。

効果を正しく把握することは、自分のランニングの目的に合わせてモチベ・パフォーマンスアップにつながります。

この記事を通して、正しく理解を深めてランニングライフを改善していきましょう。

それでは、メリット3つ→デメリット3つの順で紹介していきます。

ランニング中の音楽の効果|3つのメリット

ランニング中の音楽により以下のような、恩恵が受けられます。

①:疲労感が軽減
②:走行距離が伸びる
③:気分が上がる
裏を返せば、疲労感に悩んだり、気分が乗らないという方には、音楽を活用する価値ありです。
以下、メリットの詳細です。

メリット①:疲労感が軽減

なんと、音楽を聴きながら走った方が疲労感が小さくなります。

同じ運動強度でも、音楽を聴きながらor 音楽なしで走った場合で比較した結果、前者の方が疲れを感じにくかったという研究結果があるのです。

音楽を聴きながら走ると、セロトニンが出やすくなるため、疲労感も抑えられるのかもしれません
※セロトニン:感情のコントロール、精神の安定に関わる神経伝達物質

運動後に疲労感が小さく、気持ちよく走り終えるのは継続の上で重要なポイントですね!

メリット②:走行距離が伸びる

音楽を聴きながら走った方が、走行距離が伸びた!という研究結果もあります。

同じテンポでリズミカルに体を動かすことで無駄な力が抜け、同時間でも走れる距離が伸びたと推察されています。

筆者もハウスミュージックを聴きながらよく走るのですが、やはり聴かない場合より走行距離は長くなる傾向ありです。

Nike Run Clubアプリなら簡単に自分のランニングを記録できますよ!

メリット③:気分が上がる

こちらは、誰もが効果を感じやすい部分かと思います。

ランニングのような運動って、習慣化できていない苦手意識があるうちは、取り組む前に自然とネガティブになっちゃうんですよね。経験談です。(苦笑)

そんなときこそ、その時は音楽の力を借りましょう!

自分の好きな曲を聞くだけで、脳内の血流が盛んになり気分も上がります。(ドーパミンの効果)
どんどんランニングに関わる記憶を、ポジティブなものにして前向きに取り組めると理想的ですね。

プレイリストを作っておいて、聴きながら準備運動とかするとモチベーションも上げていきやすいですよ。

ランニング中の音楽の効果|3つのデメリット

走りながら音楽を聞くと、以下のようなデメリットがあります。

①:危険!|周囲の音が聞こえない
②:身体の異変(足音や呼吸)に気づきにくい
③:人と会話できない
音楽を聞くことで、リスクも伴います。特に耳栓タイプのイヤホン(カナル型)などは遮音性が強すぎて、上記デメリットを被りやすいので気をつけましょう。
以下、デメリットの詳細です。

①:危険!|周囲の音が聞こえない

音が聞こえなくても、「車道を走っていないから…」等の油断はかなり危険です。

走り続けて疲れてくると思っているより知覚は鈍くなります。
その状態で聴覚を遮られていると特に事故リスクは大きくなります。

自分が、加害者になりかねないことも覚えておきましょう。(自分の注意不足で、高齢者と衝突し、障害を負わせるなんてケースもあり得ます)

②:身体の異変(足音や呼吸)に気づきにくい

ランニング中、自分の身体の音は大事なサインとなります。
これらを聞き逃すとパフォーマンスが落ちてしまう可能性がありです。

例えば、以下のように自身で改善ができなくなってしまいます。

「呼吸が変に乱れている」
→もう少し落ち着いた呼吸ができるまでペースを落とそう

「足音がズタズタしてしまっている」
→もう少し足を上げるなどフォームに気をつけよう

③:人と走るのも大事|会話しながらのランは、疲労回復に良い。

当たり前ですが、音楽を聞くことで人と会話しながら走れません。

また、人と会話しながらのランニングは以下のようなメリットもあります。
(つまり、音楽聴きながらの場合、以下メリットから遠ざかっています)

■疲労回復に良い
会話できるくらいの速さで走ると、適度な有酸素運動になりむしろ疲労回復にも繋がる。■長時間走りやすい単純に話しながら走るのは楽しくて、走り続けちゃいます。(軽い運動中は思考も広がりやすいので会話が弾みます)

■LSDもできる
LSDとは、Long Slow Distance(長い距離をゆっくりと走る)というランニング法です。まさに、人と会話しながらが行いやすいランニング方法です。
※LSDにより、長時間運動できる身体になるのでスポーツ選手も取り入れてます。

音楽を聞かずに「人と走る」というのも選択肢に入れてみてはいかがでしょう?
気軽に誘えるし、趣味を共有できる仲間が増えるのは嬉しいですよ!

イヤフォンのチョイスは大事|外音を聴けるものにしよう。

危ないのは知ってるけど、音楽聴きながら走りたい!

音楽聴きながら走るのは、デメリットがあると理解してもやはりやめられませんよね。

そういった方は事故だけでも避けられるよう、外の音が聞こえるタイプのイヤホンを選びましょう。

筆者も、音楽を聴くときは下記タイプを実際に使っています。
以下点でかなりおすすめです!

  • 外音も聞こえる|超大事
  • コードが全くガサガサしない
  • 耳元で動かない(左右分離しているものは結局ずれます。)
  • 汗ついても大丈夫

【国内正規品】 PLANTRONICS Bluetooth ステレオ ワイヤレス イヤホン BackBeat FIT 2100

ポケットでスマホ動くのが嫌いな方へ

運動着のポケットってスカスカしてるので、スマホめっちゃ動いちゃうんですよね。

「ポケットのスマホで気が散っちゃう」という方は、下記のようなバンドもオススメです。

その不快が1,000円ほどで無くなると思うとセットで買っちゃうのもアリです。(タッチもできます!)

ランニングアームバンド  PORTHOLIC 指紋識別対応

まとめ|ランニング中の音楽は聴き方次第

当然ですが、走りながら音楽を聞くことで、得られるメリットもデメリットもあります。

効果を理解して、自分に適切なランニングスタイルを見つけることが大事です。

なんとなく音楽を聞いていた人は、これを気に見つめ直してみてください。

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