【場面別】クラシック音楽の効果と活用方法【仕事や勉強・睡眠・健康に◎】

Music

クラシック音楽ってなんとなく良いって聞くけどどんな効果あるの?

頭にいいって言うし、うまく生活に導入したい。

という方向けの記事です。

クラシック音楽って聞くと、なんだかリッチな人が聞くイメージあり少し抵抗がありませんか?
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンを知っていても、なかなか耳に触れる機会は少ないかもしれません。

しかしクラシック音楽は、仕事/ 勉強など日常生活にも役立つ効果がちゃんと研究結果として発表されていて、見逃せない音楽でもあります。

そこで本記事では、クラシック音楽の効果をまとめた上で、生活での活用方法まで紹介しています!

「なんとなく良さそう」と思っていても、少し取っ付きづらいジャンルだと思います。
この記事を通して、クラシック音楽に触れてもらえると嬉しいです。

ちゃんとクラシック音楽の効果を理解して、「仕事や勉強・健康・精神的な悩みに、より良い形で向きあえるようになっていただければな」という思いです。

クラシック音楽の効果を先にざっくりお伝えすると以下の通り。

【仕事/ 勉強】
①認知力を高めてくれる
②記憶力UP
【身体】
③睡眠導入に◎
④血圧を下げてくれる

【メンタル】
⑤不安を和らげる
⑥感情が機能しやすくなる(共感力・思慮深さ・自己開示力)

それでは各詳細、みていきましょう。

クラシック音楽の効果をわかりやすく解説|活用方法も紹介

クラシック音楽の効果を大きく3ジャンルに分けて解説します。
【仕事/ 勉強】【身体】【メンタル】それぞれでどのような効果があるのか、見ていきましょう。

各ジャンルで、「どうやったら活用できるのか」あわせて紹介しているので、ぜひ取り入れてみてください。

【仕事/ 勉強編】クラシック音楽の効果

効果①:認知力を高める

クラシック音楽を聞いている間、認知力を高めてくれる効果があります。
つまり、認知的タスク(※)のパフォーマンスが上がります。
ドーパミンの分泌が促され、神経間のつながりをよくしてくれる効果もあります(=脳を健康的な状態にしてくれる)※認知的タスクとは:ある問題解決する際、記憶力・注意力・判断力などを統合的に使って思考すること
(単純作業を除けば、仕事も勉強もほぼ認知的タスクですね。笑)

効果②:記憶力UP

クラシック音楽によって、脳は情報を取り入れやすくなると言われています。
さらに脳は、効率的に情報を蓄積したり思い出せるようになるそうです。
実際に実験として、1時間半の授業後にテストを2グループ(クラシック音楽をBGMにしていたクラス/ BGMのないクラス)に分けて行い、前者の方がスコアが高かった結果があります。

【仕事/ 勉強編】の活用方法/ 生活への取り入れ方

オススメの方法として以下を紹介します。

  1. 下記のようなプレイリストを、小さめの音でかける
  2. ポモドーロテクニック(25分集中/5分休憩を繰り返す生産性UP法。)
    専用タイマーはこちら

小さめの音でかける」というのがポイントです。
落ち着いた曲調とはいえ、大音量だと高音が耳障りになってしまう可能性があります。

イメージは、歯医者とかで流れてそうなくらいのBGMでかけるとかと思います。

【身体編】クラシック音楽の効果

効果③:睡眠導入に◎

睡眠障害を持った患者が、クラシック音楽を聞きながら寝た方が、睡眠の質が上がったという研究結果があります。
クラシック音楽はテンポが遅く、気持ちを静めてくれる楽曲が多くそれらが寄与していると考えられています。
反対に、ビートが入ったりアップテンポなものや歌がある音楽の場合、脳はマルチタスクを強いられるため睡眠導入に良くないと言われています。

効果④:血圧を下げてくれる

クラシック音楽は、血圧・心拍数を下げてくれます。
下記3グループに分けて約30分音楽を聞いてもらう実験行った際、クラシック音楽を聞いたグループが最も効果が出たという結果もあります。
1: クラシック音楽を聴く
2: 軽快な音楽を聴く
3: 何も聞かない

【身体編】の活用方法/ 生活への取り入れ方

オススメの方法として以下を紹介します。

  1. 寝る前に下記のようなプレイリストをかける
  2. 15-30分ほどタイマーをかける。
  3. 息を4秒間吸って、8秒間細く吐き続けるを繰り返す。

入眠前だと自動で音楽が切れたらいいですよね。

Google Homeが家にあって、音楽ストリーミングサービスを連携している方は、

「OK, Googe。〇〇(クラシック音楽のプレイリストの名前)をかけて」
「OK, Googe。スリープ タイマーを 30 分にセットして」

の2ステップですぐできますよ。

【メンタル編】クラシック音楽の効果

効果⑤:不安を和らげる

④の通り血圧・心拍数を下げてくれるのですが、それだけではありません。
不安を和らげ、感情的に苦痛なことを楽にしてくれる効果があります。
もちろん、研究では他のジャンルの音楽(西洋音楽や自然音)でも同様の効果が確認されていますが、最も効果があったのがクラシック音楽でした。

効果⑥:感情が機能しやすくなる
(共感力・思慮深さ・自己開示力)

クラシック音楽、感情機能を高めてくれる力もあります。
研究結果によると、クラシックの中でも以下のような違いがあります。

・オペラを聞いている時
:共感力・思慮深さが高まる
・軽めのクラシックを聞いている時:自分の感情や過去について、よりオープンになれて、共有するのを厭わなくなる。※メンタルセラピストが患者と話す時などは、後者を活用するそうです。

【メンタル編】の活用方法/ 生活への取り入れ方

オススメの方法としては、

  • 悩んでいて自分と向き合って考える時
  • 家族・パートナーとちゃんと向き合って話す時

などに、BGMとしてかけると効果を感じやすいかと思います。

あとは、仕事で不安になる時(大事な商談やプレゼン前)も、心が落ち着く&頭がシャープになるのでオススメですね!

知らないうちに何か自分で塞ぎ込んでしまっている場合も、クラシック音楽をかけることで自分を見つめ直しやすくなるかもしれません。

【まとめ】クラシック音楽は効果が多岐にわたる

上述の通り、クラシック音楽の効果は多様なんですよね。

効果を【仕事/ 勉強】【身体】【メンタル】に分けて解説したので「なんとなく良さそう」といった理由ではなく、理解を持って生活に取り入れてもらえたら嬉しいです。

他の作業用BGMも聞いてみたいという方は、下記記事も参考にしてみてください。

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